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【ネタバレ無し】「アントマン&ワスプ」のあらすじ・感想。笑っちゃうほどチープで楽しいマーベル作品!

身長1.5cm、世界一小さなあのヒーローが帰ってきた!!
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作「アントマン&ワスプ」を観ました。


10点満点中6点

「アントマン&ワスプ」のあらすじ・基本情報

【あらすじ】
1987年。
ピム博士(アントマン)とその妻・ジャネット(ワスプ)は、発射されたソビエトの核ミサイルを無効化するミッションの只中にいた。
ジャネットは自らの体を分子間の大きさまで縮小化させミサイル内部に潜入。
ミサイルの無効化に成功するも体の大きさを戻すことができず、ジャネットはそのまま姿を消してしまった……

そして現代。
新アントマンとなったスコットが分子間の世界から生還したことをきっかけに、ピム博士はジャネットを取り戻すための研究を始める。
しかし、その研究所が"量子的に不安定"な謎の女性・ゴーストに襲われてしまう。

ゴーストの目的はいったい何なのか?
アントマンたちはジャネットを取り戻すことができるのか!?


【キャスト・基本情報】
監督: ペイトン・リード
出演: ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ペーニャ、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー
上映時間: 118分

ネタバレ無し感想。マーベル作品屈指のチープ感がくせになる……かも?

質量保存の法則をガン無視し続けるヒーロー・アントマン。
今作でキーとなるのが「持ち運びできる研究所」です。

大事な実験施設が満載の研究所をキャリーバッグのようにガラガラ運び、無造作に投げ飛ばしと、最重要アイテムのはずなのにその扱いはひどすぎ笑!
そもそも研究所のくせにその軽さ(物理的な)はなんなの? 


プラスチックでできてんのか?


にしても、小型化した研究所のビジュアルがチープすぎると思うんですよね。
アントマンスーツをはじめ、ほかの小道具はめちゃめちゃかっこよく作られてるのに、研究所だけがどうしても浮いて見えちゃう。
あれじゃ「小さくなった研究所」じゃなくて「研究所のミニチュア」だって。
かっちょいい登場人物たちがそのチープな研究所を大真面目に奪いあうもんだから違和感半端ないし……。

途中から「劇場版仮面ライダー」でも観てるかのような気分になりました。
そういえばゴーストの造形もなんとなく仮面ライダーっぽくないですか(ゼクロスとシャドームーンを足して2で割った感じだと思う)。


とはいえ……
妙なチープさと軽いノリが「アントマン」の持ち味ともいえるんですよね〜。
マーベル作品の中でもギャグテイストを全面に押し出した、コメディ要素の強い映画には違いないので。
世のマーベルファンを絶望のどん底に突き落とした「インフィニティ・ウォー」の直後に公開される新作としては、これくらいがちょうどいいのかもしれません。

そうそう、マーベルファンの皆さんなら「インフィニティ・ウォー」の"あの瞬間"、アントマンはどうなってたの?って気になりますよね。
「アントマン&ワスプ」にはその答えも用意されているので、最後まで席を立たずにスクリーンに注目です!!

「アントマン&ワスプ」を10倍楽しむための関連作品

マーベル・シネマティック・ユニバースの映画はすべての作品がつながっているので、できれば新作を観る前に全部予習しておきたいところ。
でもさすがにそんな時間ないですよね〜……。
ということで、「アントマン&ワスプ」を観る前にこれだけは目を通しておきたい2作品を紹介します!

まずは、前作「アントマン」は忘れずに予習しておきたいですね。
今作につながるジャネットのエピソードも出てくるのでおさえておきましょう。
アントマンが量子レベルの極小世界に入り込む場面は息をのむ迫力です!!

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それから「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」も観ておきましょう!
最強の敵・サノスを相手にヒーローたちが果敢に戦ったエピソード。
ラストには衝撃の結末というほかない展開が待っていたわけですが……
これを観ておけば「アントマン&ワスプ」を最後の1秒まできっちり楽しめる仕掛けになってるので、要チェックです!

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