【ネタバレなし】「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」のあらすじ・感想。新機軸のアクションが楽しい！途中まではつまんないけど我慢して見る価値あり
「エンド・ゲーム」の後日談的位置づけであり、
「マーベル・シネマティック・ユニバース」の
フェーズ3を締めくくる作品となった
「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」を観てきました！
いったいどんな作品だったのか？
ネタバレなしで感想を書いていきます！
10点満点中7点
「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」のあらすじ・キャスト・基本情報
【あらすじ】
「エンド・ゲーム」での戦いが終わり……
サノスの"指パッチン"から蘇り
学校に復帰したピーターは、
学校の企画したヨーロッパ旅行を
間近に控えていた。
旅行中、クラスメイトにMJに
恋心を打ち明けることを決意するピーター。
ところが旅行で訪れたベネチアで
ピーター一行は"顔"のある洪水に襲われる。
その目の前にマントを身に着けた男が現れ、
ピーターたちの危機を救っていった。
ベックと名乗るその男は
異次元の地球からやってきたと言い、
彼らの地球を滅ぼした「エレメンタルズ」と
戦わなければならないと告げた。
否応なくエレメンタルズとの戦いに
巻き込まれていくピーターだったが……
【キャスト・基本情報】
出演: トム・ホランド、ゼンデイヤ、サミュエル・L・ジャクソン、ジェイク・ジレンホール
監督: ジョン・ワッツ
上映時間: 129分
ネタバレなし感想。途中まで「つまんね〜」と思ってたんだけどなー！！
「ファー・フロム・ホーム」は
映画館で観たんですけど、
最初の30分くらいは
「星1つだなこりゃ」
と思ってました笑
はっきり言ってスパイダーマンが
大した活躍を見せてくれないし、
敵役たる「エレメンタルズ」も
パッとしないビジュアルだし。
もう寝ちゃおうかとも思ったよね……
と こ ろ が !!
それらはすべて、
巧妙に仕掛けられたトラップ
だったのですよ。
どこがどうトラップなのかは
ネタバレになるので言えない！
とにかく本編を見てほしい。
しかし「キャプテン・マーベル」以降、
MCU作品にはヒネリの効いた脚本が連投されてる感じがしますね。
そろそろ観客も飽きてくるタイミングなので、
ここでフェーズ3を終わらせて一旦休眠に入るのは
正しい判断のように思います。
スパイダーマンアクションの新機軸。まだこんな可能性があったとは！
前作「ホーム・カミング」では
ビル街を飛び回る正統派のスウィングを見せ、
「インフィニティ・ウォー」では
新スーツとともに宇宙に飛び出し、
瓦礫の間を縦横無尽に移動するという
新たな境地で楽しませてくれた
スパイダーマンアクション。
アクションの種類も
さすがにもう出尽くしただろと思ってたら、
さらなる新機軸を
「ファー・フロム・ホーム」は
見せてくれました！！
もちろんヨーロッパの街並みを
飛び回るスパイダーマンってのも
新感覚ではあるんですけど、
それ以上の隠し玉があるんですよ。
あーっ、詳しく言いたい！
でも重大なネタバレになっちゃうから言えない！
語り口は完全にコメディ？終始マンガみたいな展開で話が進む
今作のスパイダーマンは、
演出が完全に"マンガ"です。
ニック・フューリーの差し金で
旅行先がコロコロと変わる展開しかり、
トニー・スタークの残した最新メカで
危うくクラスメイトを殺しかける
ドタバタギャグしかり。
「漫画の実写化」という表現が
めちゃくちゃしっかりくる映像作品になっていますね。
最後の最後、フェーズ4へと続く重大シーンは
「次回をお楽しみに！」と
テロップ入れたくなるくらいの内容だったし。笑
今後もこのテイストが続くのか、
気になるところではありますね。
これからスパイダーマンはMCUのお笑い担当になるのかしら
本作「ファー・フロム・ホーム」を最後に、
MCU作品のリリースラッシュは一段落。
次回作は、2020年5月公開の
「ブラック・ウィドウ」になる予定です。
ちょっと先の話になってしまいますが、
ファンとして楽しみに待ちましょう！
関連作品
「スパイダーマン ホーム・カミング」
スパイダーマンシリーズの前作。
ヴィラン（悪役）の"ヴァルチャー"のほうが
なぜか主人公より魅力的になってしまった、
ピーターにとっては不憫な作品です。笑
