【ネタバレなし】「オーシャンズ8」の感想。とことんゴージャスな映像を楽しむ犯罪映画！
ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットなど、豪華オールスターキャストで大ヒットしたあのシリーズが生まれ変わって帰ってきた！
この夏話題の一大犯罪エンタテイメント映画、「オーシャンズ8」を観ました。
主要キャストが全員女性となってリブートされたこの映画、ネタバレ無しで感想を書きますよ〜。
まずはあらすじと基本情報からどうぞ！
10点満点中7点
「オーシャンズ8」のあらすじ・キャスト・基本情報
【あらすじ】
彼女は、かつて「オーシャンズ」を率いて数々の盗みをはたらいてきた男、ダニー・オーシャン。
その妹、デビー・オーシャンが5年の服役ののち仮釈放された。
シャバに出てきた彼女はさっそくかつての相棒・ルーに連絡を取り、大胆な盗みの計画をもちかける。
それは「ファッション界のレッドカーペット」とも呼ばれる巨大ファッションショー、メット・ガラに潜入し、1億5000万ドル相当のネックレスを盗み出すというものだった。
ジュエリーデザイナー、凄腕ハッカー、スリの達人など、計画に必要なメンバーを次々に集めていくダニー。
会場となるメトロポリタン美術館の厳重な警備をかいくぐり、彼女たちは獲物を盗み取ることができるのか？
そしてこの計画のウラには、ダニーにとって重要なもうひとつの思惑があった……
【キャスト】
サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナ、ヘレナ・ボナム=カーター
【基本情報】
監督・脚本: ゲイリー・ロス
上映時間: 110分
犯罪映画としてのカタルシスはひかえめ？ ゴージャスな雰囲気を楽しもう！
いちおうエンタメ系犯罪映画に分類される「オーシャンズ8」ですが、「うおぉ〜そうやって潜入するのか〜い！」「なるほど騙された〜！」みたいなカタルシスを期待してはいけません。
というのも、シナリオ自体がご都合主義のかたまりみたいなもんだから。
いくら世界最高のセキュリティをほこる美術館といえども、インターネットに接続されている限りは凄腕ハッカーに侵入されるし、ポケットに入れてあるものはすべてスリの標的になるし、ウェイターに化けた盗賊団に潜入され放題なのですよ。
「いったいどうやったの!?」なんて聞くのは野暮ってもの、オーシャンズだからなんでもできちゃうんです。
そんなご都合主義の映画がおもしろいのか？って話ですが、これが結構おもしろい。
メンバー集めから前準備、さらに当日の流れるような犯行までが軽妙なテンポで進み、まるでしかけ満載のドミノ倒しを観ているかのよう。
隅から隅まで都合のいい展開だらけなんだけど、さくさく進むストーリーがそれを意識させず、最後まで怒涛の勢いで駆け抜けていきます。
たぶん、8人って人数がちょうどいいんですよ。
リーダー + 7人ってそれぞれの役割を覚えやすい数だし、メンバーごとの見せ場もきっちりある。
この先「オーシャンズ9」「オーシャンズ10」までは作るつもりなんだろうと思いますが、正直これ以上人数増やさなくてもいいと思う笑
個人的にはリアーナ演じるハッカー、ナインボールがお気に入りですね〜。
犯行の舞台となる「メット・ガラ」は、ファッション誌『US VOGUE』が主催する実在のファッションイベント。
それだけに、「オーシャンズ8」の画面はとにかくゴージャス、ゴージャス、ゴージャス！！
宝石とドレスがスクリーンを彩り、さらにはアナ・ウィンターにマリア・シャラポワといった、実在のセレブリティたちのカメオ出演が華を添えます。
この雰囲気に身を任せるだけでも楽しい映画です。
……ところで本家オーシャンズのリーダーだったダニーはどこ行っちゃったの？ってのは、本編を観てのお楽しみ！
「オーシャンズ8」を10倍楽しむための関連作品！
「オーシャンズ11」
デビーの兄であるダニー・オーシャンをジョージ・クルーニーが演じて大ヒットした映画「オーシャンズ11」は、「オーシャンズ8」の前に復習しておきたい作品です！
今作には「オーシャンズ」シリーズに登場するキャラクターの予備知識がないと「？」となってしまうシーンもあるので、まだ観ていないって人は予習しておきましょう。
「オーシャンズ11」だけでなく、続編の「オーシャンズ12」「オーシャンズ13」もすべて Amazon プライム会員なら観放題ですよ！
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